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映画『星の子』のネタバレとあらすじを解説|意外なラストシーンの解釈も紹介

芦田愛菜さんが6年ぶりの主演で話題の映画『星の子』が2020年10月9日に公開されます。

難しいテーマの映画ではありますが、芦田愛菜さんはじめ実力派な俳優さんたちが紡ぐ物語のあらすじを、結末までネタバレありで詳しく見ていきましょう。

映画『星の子』とは?

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映画『星の子』の原作は、芥川賞作家・今村夏子さんの同名小説。

今村夏子さんは令和初となる第161回芥川賞を受賞した注目の女性作家で、『星の子』は本屋大賞にもランクインした人気作品です。

そして映画『星の子』は豪華なキャストで実写化されることが発表され、原作ファンからも期待の声が多く聞かれます。

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それでは早速『星の子』ネタバレあらすじを、原作を参考に紹介していきましょう!

映画『星の子』のあらすじ要約

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映画『星の子』のあらすじの要約を、原作を元に紹介します。

生まれつき体の弱かった娘ちひろの健康に効果があったことから、両親が新興宗教にはまるところから物語は始まります。
新興宗教にのめりこむ家族の崩壊と、主人公・ちひろの思春期の成長と気づきを描きます。

難しいテーマですね…詳しいネタバレあらすじも見ていきましょう!

映画『星の子』のネタバレあらすじを詳しく!

映画『星の子』のネタバレあらすじを、こちらも原作小説を元に紹介していきます。

あらすじ① 新興宗教との出会い

主人公・林ちひろは生まれつき身体が弱く、両親は心配事が尽きませんでした。

未熟児で生まれたため3ヶ月も保育器のなかで過ごし、退院しても熱や中耳炎など病気がちな幼少期だったため、両親は多くの病院をまわったり薬や民間療法を試したり…。

生後半年になると、ちひろの体中にできたひどい湿疹に悩まされます。

ちひろの父が会社でそんな切ない思いをぼやくと、同僚・落合さんから「金星のめぐみ」という水でちひろの身体を拭くように勧められます。

その水は、ある特殊な方法で清められた水であり、病気や肩こりなどあらゆるものに効果があるといいます。 両親は藁にもすがる思いでこの水を使いました。

するとちひろの湿疹はあっというまに良くなり、夜泣きの頻度もかなり減っていったのです。

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そしてこの事をきっかけに両親はすっかりこの「金星のめぐみ」を信じ、この水を教えてくれた落合さんと新興宗教にハマってしいきます。

「金星のめぐみ」との出会い以降、ちひろの両親は料理に使う水さえも「金星のめぐみ」に変えたり、落合夫妻から勧められた商品を片っ端から試したり、水以外にも食料もこの会社から買ったりと、どんどん宗教にのめり込んでいきました。

あらすじ② 小学生になったちひろ

ちひろは小学生になりましたが、元々体の弱いちひろを心配するあまり、両親は親離れができません。

また宗教一家であることも影響して、ちひろにはなかなか友達ができませんでした。

そんなある日、母親の弟である雄三おじさんが「騙されているから目を覚ましてくれ」と訴えにきました。

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というのも、雄三おじさんは家族の知らないうちに「金星のめぐみ」をすべて公園の水道水と入れ替えたと告白し、両親は激怒して追い返してしまいます。

おじさんの忠告も聞かず、両親はいつしか仕事を辞め、教団からの紹介先で働き始めます。

しかも宗教につぎ込むあまり、どんどん家も次第に小さいものに引越しするように…。

そしてついに宗教に馴染めなかった姉のまさみが、家を出てしまいます。

実は両親の両親の洗脳を解くために、水の入れ替えを計画し、雄三おじさんに協力していたのは、姉だったのでした。

あらすじ③ 中学生のちひろと淡い恋

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それから数年、ちひろは中学生になり彼女自身も宗教の集まりに顔を出すようになりました。

学校の友達や周りの大人からは気味が悪いというような視線を向けられることもありますが、ちひろはそれほど気にせず、同じ宗教の友達と楽しんでいました。

そして中学3年になったちひろは初めて好きな人が出来ます。

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憧れの俳優に似た”南先生”という若い先生です。

ある日クラス活動で帰りが遅くなったちひろたちを、南先生が車で家まで送ってくれることになります。

ちひろの家の近くまで来たとき「変なのがいるから車から降りるな!」と南先生が慌てて引き留めます。

南先生が指さしたのは、緑のおそろいのジャージを着て公園のベンチに腰かけた、ちひろの両親の姿でした。

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はじめて両親のことを知られたくないと思ったちひろは、その場では先生に何も言わずに車を降ります。

翌日、やはり南先生に理解してほしい気持ちから「昨日の不審者は自分の両親です」と告げて宗教のことを打ち明けますが、南先生はそれを境にちひろにきつい態度をとるようになります。

ちひろは、他者から見た自分たちの姿を初めて本当の意味で知ることになるのでした…。

あらすじ④ 家族とこれから

親戚の法事の日、久しぶりに会った雄三おじさんから、「高校生になったら家を出て、おじさんの家から高校に通わないか」と誘われたちひろ。

おじさん一家は、ちひろが両親と一度距離をとったほうがいいと強くすすめ、何度も自宅に説得に訪れてくれるのですが、ちひろは決断できません。

中学3年生の冬には、宗教団体の研修旅行にちひろは両親と参加しました。

ちひろの友達で同級生の春ちゃんは、信者ではない彼氏を研修旅行に連れてきており、彼氏が「好きな人が信じるモノを一緒に信じたい」と皆の前ではっきりと宣言するのをちひろは目の当たりにします。

その夜、高原に散歩に出たちひろと両親は空一面の星を一緒に眺めていました。

その夜は流れ星が多くみられる日だったのですが、両親とちひろはタイミングが合わず一緒の流れ星を見ることができません。

もう帰ろうと言うちひろですが、両親はもう少し見ていようといいました。

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そして3人は星空を眺めつづけるのでした。

映画『星の子』のラストシーンの考察

この小説『星の子』のラストがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは、明確に記述されていません。

映画では同じ終わりになるのか、もう少し解釈を含むエンドになるのかはわかりませんが、小説のラストシーンを考察していきましょう。

高校進学と同時に雄三おじさんから「家を出て私のところで暮らさないか」という提案を受けたちひろですが、どんな決断をするのか明示されないまま物語は終わります

おそらく作者は”信じるも信じないも自分で決めてほしい”というメッセージをラストに込めたのだと思います。

友達の彼氏が言う”好きな人が信じるモノを一緒に信じたい”というセリフから、ちひろの”好きな人=両親”が信じる”宗教”をちひろも信じたいという気持ちがあるのかもしれません。

その想いからとる決断はちひろにしか分かりませんが、自分の場合に置き換えて一緒に考えてみませんか、という問いなのだと思いました。

まとめ

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芦田愛菜さん主演の映画『星の子』のあらすじを、結末までネタバレありで詳しくご紹介しました。

原作の小説は、ラストが明記されず読者に委ねるメッセージ性の高いものでしたが、映画のラストもどうなるのか楽しみですね!

映画が公開されし次第、映画版のあらすじもご紹介しますので、お楽しみに!


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